-2019年6月試験の対策

公務員試験!集団討論試験の傾向と事前対策とは

どうも、モンペです。

地方上級試験の筆記試験、いよいよ来週となりましたね!これまで、やるべきことはやってきました!あとは、なるようになる!!

筆記試験はあくまで通過点に過ぎませんからね。最終合格を見据えて、私も、記事を書いていこうと思います。

今日は、筆記試験の後に実施される、集団討論試験の傾向と対策についてです。

地方公務員試験(上級)まで、あと7

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集団討論試験のタイプ

私が思うに、集団討論の議題(テーマ)には3種類あるように思います。

1つは「問題解決タイプ」、そして「賛否タイプ」、もう1つは「自由討論タイプ」。

 

問題解決タイプの集団討論

「問題解決タイプ」の議題(テーマ)とは、例えば以下のようなものがあります。

  • ゴミ(特に家庭ゴミ)が問題になっているが、どのように減らすか、またその解決策について
  • 所得格差をはじめとする様々な格差の拡大が指摘されているが、背景、現状及び問題点は何かを整理した上で、そのような状況をどう捉え、対応していくべきか

このタイプは、その名の通り、問題の解決策を討論させる議題(テーマ)です。

討論を進める方向が決まっています。色々な対策を提案して、最終的には「解決策は~だ!」という結論を導くことができますから、かなりやりやすいタイプの討論だと感じます。

 

賛否タイプの集団討論

次に「賛否タイプ」について。

  • 小学校で英語を教えることの賛否
  • クールビズについて

このタイプは、その名の通り、賛成反対を討論させる議題(テーマ)です。

このタイプも討論を進める方向が決まっていますので、やりやすいタイプの討論です。結論をまとめる必要が無い場合も多いですが、グループの結論をまとめないといけない場合は、相手を言い負かすのではなく、いかに当たり障り無く結論の「賛成!」「反対!」を導き出すかを見られているように思います。

また、「問題解決タイプ」とも「賛否タイプ」とも考えられる議題(テーマ)として、「ゆとり教育について」などのようなものもあります。

この場合は「ゆとり教育について(の賛否)」として討論を進めることも可能ですし、「ゆとり教育について(の現状・問題点と解決策)」として討論を進めることもできます。討論の方向性が決めやすいですので、司会がよほどトンチンカンでなければ、やりやすいタイプです。

 

自由討論タイプの集団討論

そしてもう1つの「自由討論タイプ」には、以下のようなものです。

  • ボランティアと行政の役割について

このタイプは、なかなか例を挙げることができませんが、出題されると厄介です。

上記の例を使うと、「ボランティアと行政の役割」について正解はありませんし、結論をどうするかも見えません。「ボランティアと行政は~な関係でいるべきだ!」という結論を導こうとしても、それを導くための討論の組み立てが難しい。そのため、司会の力量がとても重要になるタイプの議題(テーマ)です。

私は、実際にこの議題(テーマ)を出題されて討論しましたが、見事にグチャグチャになりました(笑)個々が好き勝手に発言するような状態で、討論ではなく、雑談になりました。

 

タイプを知っていることで、気持ちの整理ができる

これらのタイプを知っていたからといって、対策を立てるなど何かできる訳ではありません。

ただ、一応知っておけば、本番で議題が発表された際に、面食らって頭が真っ白という危険性が減り、どういう方向で話を展開できるのか判断しやすくなると思います。

 

集団討論試験に向けた対策

では次に、集団討論試験に向けた、事前対策の方法を紹介します。

 

過去問研究

まず私が行ったのは、受験する自治体の過去問研究です。

市町村役所などは過去問が公開されていない場合がありますが、県庁レベルだと、ホームページなどで筆記試験や小論文試験の過去問を公開していると思いますので、それで確認します。

また、予備校のホームページでも公開されている場合がありますので、それを参考にするのも良いです。

私は過去3~4年の議題(テーマ)を確認しました。そして、過去3年に出題された議題(テーマ)に関しては、今年度は出題されないだろうと判断して、あまり勉強しないようにしました。

そして、過去問研究においては、受験する自治体の集団討論の議題(テーマ)は「問題解決タイプ」「賛否タイプ」「自由討論タイプ」のどれに当てはまるかということを意識してみると良いです。

自治体によって「問題解決タイプ」傾向な自治体と「賛否タイプ」傾向な自治体があるように思います。自分の受験する自治体の傾向が分かれば、集団討論のイメージもしやすくなります。

 

時事ニュースの勉強 その1

私は、集団討論に向けての時事ニュースの勉強は、特に行いませんでした。

時事ニュースに関しては、新聞は読んでおらず、「Yahooニュース」「NHKラジオニュース」。それに加えて、小論文対策の勉強を行っており、それだけで集団討論には十分でした。

特に小論文対策として勉強する内容は、集団討論で出題されそうな議題(テーマ)と被っている内容が多いです。そのため、小論文試験の勉強をするだけで、集団討論に応用できる良質な知識を身に付けることができます。

小論文試験の勉強には「地方上級・国家一般職[大卒]・市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方」を使っていましたが、この書籍は各テーマの背景、現状、問題点、解決策、事例などの情報が載っており、小論文や集団討論で出題される内容の知識を得る上でかなり使えます。

この書籍は小論文向けのため、論述の構成についても意識されており、そこがまた、討論にも応用できて便利です。

小論文を書く上で重要なのは「背景→現状→問題点→解決策」の構成。そして、討論の進め方にも同じ事が言えると思います。この書籍で勉強しておくことで、背景、現状、問題点、解決策といった各知識が身につき、筋道立てて考える練習にもなりました。

 

時事ニュースの勉強 その2

もう1つ、時事ニュースの勉強として集団討論の直前に行っていたこととして、気になるニュース、出題されそうなニュースを「背景」「現状」「問題点」「解決策」「取り組み事例」に分けてまとめておくという事です。

これは、1次試験の合格発表が終わってから2次試験の集団討論や小論文が始まるまでの1ヶ月位の間に、上記で紹介した書籍では取り扱っていない内容に関して、数個行いました。

県のホームページや広報誌などを読んでいて、よく取り上げられている内容や、政策で力を入れていそうな内容だと感じたものを選んで、「背景」「現状」「問題点」「解決策」「取り組み事例」に分けてまとめておきます。

主に小論文対策として行っていたものですが、集団討論の対策にもなりました。

ちなみに、県のホームページや広報誌でよく取り上げられている内容が、集団討論や小論文で出題されるかどうかは、いまいち分かりません。私の印象としては、出題されたりされなかったり、五分五分という印象です。

ただ、無限にある時事トピックスを闇雲に勉強するよりは、その自治体が政策で力を入れている内容などを出題してくる確立が高いかなと思い、このような方法で勉強内容を選出していました。

 

まとめ

最後に、この記事のポイントをまとめておきます。

<集団討論試験の傾向と対策>

  • まずは、集団討論の3タイプを意識する
  • 3タイプを意識しながら過去問研究
  • 時事ニュースの勉強は、小論文試験の参考書が役に立つ
  • 自治体の広報誌などで取り上げられているトピックも分析

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