どうも、モンペです。
今日からは地方公務員試験の面接対策のうち、「自分の考え」の自己分析について書いていこうと思います。
地方公務員試験(上級)まで、あと167日。
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私は個人的に、「自分の考え」を分析するという作業が、面接対策の中でも最も難しいと思っています。
「自分の過去」「自分の人間性」の自己分析は、過去や自分の行動など、既に存在するものを整頓したり調べたりする確認作業です。
これに対して「自分の考え」を分析するというのは、既にしっかりとした考えを持っている人にとっては非常に簡単な作業ですが、そうじゃない人にとっては無から有を生み出す「発明」のような作業になります。
自分の考えとは
- 自分の中にたくさんの「情報」を取り込み
- それを自分なりに「理解」して
- 自分の中に無かった「新しい考え方」を作り出し
- 最初は情報の受け売りだったものを
- 少しずつ少しずつ「自分の言葉」に作り変えていき
- 1つの「自分の意見」として洗練させていくもの
このように、「自分の考え」を分析して面接試験に通用するものを作り上げるというのは、とても時間がかかる作業です。
直前になって「自分の考え」をまとめようと思っても、なかなか満足いくものは出来上がりません。
これだけ言うと「大変そうだ」と思うかもしれません。
でも、時間がかかるということは、逆に考えれば、時間をかけるほど自分の考えが洗練されてくるということ。
時間をかけるほど素晴らしい内容になり、その場しのぎで対策した他の受験生に、大きく差をつけることができると思います。
そのため、出来るだけ早くから分析しておくことが、非常に大切なんです。
最初は、一般論や情報の受け売りなど、光るものが無く、面接官を納得させるパワーはありません。
でも、早くから時間をかけて自分の考えをまとめて洗練させる事で、オリジナリティが生まれ、説得力が増し、面接官に「こ、これは!」と思わせるパワーを持った内容になります。
時間はかかりますが、これは他の受験生と戦うために必須ですからね!
頑張って自己分析していきましょう!
それでは早速。
「自分の考え」を自己分析する上で、まず最初にやることは、現状を把握すること。
具体的には「自分の考え」を聞いてくる質問に実際に答えてみることです。
では、なぜ最初に現状把握を行う必要があるか。
「自分の考え」というのは、持っている人は持っているし、持っていない人は持っていません。
また、持っている分野もあれば、持っていない分野もあります。
そのため、最初に「自分の考え」を聞く様々な質問に答えてみて、自分の中に「考え」があるかどうか把握する必要があります。
そして、自分に足りない「考え」を明確にする必要があります。
では、面接試験で「自分の考え」を聞いてくる質問をいくつか挙げてみます。
これを参考に、質問に答えてみてください。
- 「志望動機」
- 「公務員の魅力は何ですか?」
- 「公務員(自治体)(政策)に足りないところは何ですか?」
- 「自治体の取り組みで気になるところは何ですか?」
- 「やりたい仕事、行きたい部署は何ですか?」
- 「やりたい仕事、行きたい部署に行けなかった場合、どうしますか?」
- 「最近、関心をもったニュース、出来事は何ですか?」
- 「学生と社会人の違いは何ですか?」
- 「上司から間違った命令を受けた場合、どうしますか?」
- 「仕事と私生活、どっちが大切ですか?」
- 「なぜ~なんですか?なぜ~したのですか?」(自分の過去の行動の根拠も含め)
- 「~(少子化や高齢化などの社会問題)について、どう思いますか?」
どうでしょうか。
それぞれの質問内容に対して「自分の考え」を持っていれば、スパッと答えられるはず。
逆に、「自分の考え」を持っていなければ、全くと言っていいほど答えられないのではないでしょうか。
もう少し細かく言うと。
例えば、「公務員に足りないところは?」という問に対して、「○○が足りないと思います」と答えるのは簡単です。
でも、「なぜそう思うのか」という理由まで、しっかりと答えることができるでしょうか。
答えられないようなら、「自分の考え」を持っているとは言えません。
- 「答え」+「その理由」
ここまで答えることができて、初めて面接官の心を動かす回答になると思います。
上記の質問に答えてみて、まずは自分に足りない「考え」を確認してみましょう。