どうも、モンペです。
今日は、面接対策の際に自分が行っていた「自問自答」について書いてみようと思います。
地方公務員試験(上級)まで、あと75日。
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皆さんが面接対策を行う時、「想定質問の答えを考える」という作業を行うと思います。
例えば「志望動機は?」とか「自己PRは?」などといった、質問に対して、どう答えるのか、を考える作業です。
抽象的な表現の使い過ぎに注意
このような作業を行う中で、最初にぶち当たる壁が「抽象的な表現」です。
特に、面接対策を始めて間もない頃は、自分の考えが煮詰まっておらず、表現したいことが明確になっていないため、どうしても「抽象的な表現」を多様しがちになります。
「豊かな暮らし」とか「地域活性化」といった聞こえの良い表現を用いて、良い感じにまとまるように文章(自分の答え)を考えようとします。
これらの表現を使う事は、必ずしも悪いことではありません。
しかし、面接試験で回答する内容が、このような「抽象的な表現」ばかりになってしまうと問題です。
オリジナリティや熱意がなく、誰でも考えられる、ありきたりな内容となってしまい、聞いている面接官を「なるほど!」と思わせることは難しいくなるからです。
そのため、この「抽象的な表現」の使い過ぎには、十分注意しなければいけません。
抽象的な表現を自分で認識するのは難しい
しかし、ここで1つ問題が発生します。
この「抽象的な表現」は、自分が使用しているのか認識するのが難しいんです。
想定質問に対する答えを考えるときは、とにかく内容を考えるのに必死です。そして、自分の答えが完成したときには・・・
自分自身は、自分の考えを全て理解しているので・・・
たとえ「抽象的な表現」が含まれていたとしても・・・
その「抽象的な表現」で自分が何を伝えたいのか、どういう意味なのか分かっているので、別に問題なく思えてしまい、その表現が、他人にとって「抽象的で何を言いたいのか分からない」表現になっていると認識できなくなってしまいます。
これでは、いくら「抽象的な表現」に注意しようと思っても難しいですよね。認識していないものを注意するなんて不可能なわけですから。
抽象的な表現を改善する方法
ここまでの内容を読んだのであれば、自分が「抽象的な表現」を無意識のうちに使っている可能性があるから気をつけよう!と思えるようになっています。
これだけでも、かなり表現が改善されると思います。
しかし、更に私が行っていたのが「自問自答」です。
自分が想定質問の答えとして考えた内容に対して、客観的な視点をもって、自分で質問を考えていきます。
「志望動機」を例に、説明してみます。
「私は、行政による企業の支援、特に中小企業の支援を通して地域の産業を活性化し、活力のある町をつくっていきたいと思い、公務員を志望しました。」
このような志望動機に対して、質問を考えてみましょう。
- 行政の企業に対する支援とは、具体的にはどんなことか?
- なぜ、行政による支援が必要だと思うのか?
- なぜ、企業に対する支援なのか?
- なぜ、中小企業に対する支援なのか?
とりあえず、上記の短い志望動機だけでも、これだけの質問が考えられます。長い志望動機なら、きっと、もっとたくさんの質問が考えられるはずです。
そして次に、これらの質問に対する答えを、1つずつ考えていきます。
以下、これの繰り返し。
「自分の答えを自分自身で見ていき、疑問に思うところを考える。」
この「自問自答」を繰り返していく事によって、自分の答えの「抽象的な表現」の部分が少なくなり、明確になっていきます。
それに伴い、自分の考えも煮詰まり、表現が分かりやすくなっていきます。
これを行う事によって、私は、かなり自分の考えが深まりました。そして、面接官の突っ込みに対しても、対応できるようになりました。
模擬面接などを受けられず、客観的な指摘を受ける事ができない場合などは、ぜひ「自問自答」を実行してみてください。