-2019年6月試験の対策

公務員試験の自治体研究|面接官が知りたいことを意識して対策

どうも、モンペです。

今日は「面接試験のために、どのような視点で自治体研究を行っていくか?」ということについて、書いてみようと思います。

地方公務員試験(上級)まで、あと154日。

↓応援いただけると嬉しいです♪
にほんブログ村 資格ブログ 公務員系資格(公務員試験)へ
にほんブログ村

 

面接官の気持ちを想像してみる

まず最初に、面接官(採用者)の気持ちについて、想像してみましょう。

面接官は、どんな人間を採用したいと思うでしょうか?

仕事ができる人間?

行動力のある人間?

素晴らしい考えを持っている人間?

採用側の状況によって「どういう人を採用したいか」の要求は変わると思いますが、基本的には、どれも正解だと思います。

でも、状況に関わらず、もっと率直に「こんな人が欲しい!」っていう人間があると思うんですが、思い付きますか?

発展させることができる人間

間違いなくコレです。

企業なら、その企業を「発展させることができる人間」

自治体なら、その地域を「発展させることができる人間」

採用する側は、能力としては「行動力」でも「発想力」でも「業務処理能力」でも何でもいいので、自分の企業や地域を成長させてくれる、「発展させることができる人間」が欲しいはず。

少なくとも私が採用側なら、能力は何でもいいので、確実に自分の企業や地域を「発展させることができる」人材が欲しいです。

だって、能力があったって、自分の企業などを発展させられなければ利益を生みませんからね。

逆に言えば、発展させることさえできれば、どんな能力があろうと、利益を生み出します。

 

発展させることができる人とは

能力は「行動力」でも「発想力」でも「業務処理能力」でも何でも良いので、「発展させることができる人間」が採用側は欲しいはず、と言いました。

でも、「発展させることができる人間」ってナニ?

どんな人間?

この疑問に対する私の考えですが、「発展させることができる人間」には、ある共通した能力があると思っています。

それは、

現状分析」の能力です。

物事をより良い方向に導いていく、つまり「発展」させるためには、単なる思いつきや行動だけでは非常に難しいです。

なぜなら、単なる思いつきや行動だけでは的外れになる可能性があるため。

的外れなことをいくら実行しても、空回りするだけで、物事をより良い方向に導くことはできません。

現状を分析して、初めて何が必要なのかが分かります。

その結果、「やるべきこと」が見えてくるんです。

物事を発展させるステップ

  1. 現状を分析
  2. やるべき事が明確化
  3. 実行
  4. 発展!

つまり、「現状分析能力」というのは、物事をより良い方向に導くため(=発展させるため)に、最も基本となるもので、最も重要な能力です。

 

面接試験での自治体に関する質問

ここまでの話をふまえて、公務員試験の面接における「自治体に関する質問」の質問例を見てみてください。

自治体に関する質問

  • 自治体(県)の活動や政策で気になることは何ですか?
  • 自治体(県)に足りないことは何ですか?
  • 自治体(県)の問題点は何ですか?
  • 自治体(県)を活性化させるためにはどうすれば良いですか?
  • 自治体(県)をPRして下さい。
  • 自治体(県)の魅力は何ですか?

これらの質問は、私が実際に面接試験で聞かれた質問ですが、これを見て「アレ?」と気がつくことがあるはず。

これらの質問を一言でまとめると

あなたが受験している自治体の分析結果、教えてください

となりますよね。

これで、面接試験における自治体に関係する質問の意図が、見えてきました。

 

自治体に関する質問をすることで面接官が知りたいこと

つまり、面接試験において自治体に関係する質問をすることで、面接官が何を知りたいのかというと・・・

×・・・「自治体のことについて、どれだけ調べているか?」

○・・・「自治体の現状を、どのように分析しているか?

だと私は思います。

これは受験者の「現状分析能力」を見てますよね。

そして、これによって受験者が「自治体を発展させることができる人間」かどうかを判断していると思います。

ということは。

自治体研究をする場合、自治体研究として闇雲に自治体について調べて

「ほら!こんなに調べましたよ!エッヘン!」

ではなく、

「現状はどうなっているか?」

という視点で、筋道を立てて自治体研究を行っていく必要があるということです。

そして、この「筋道を立てて自治体研究を行う」ということが、面接試験に対応した自治体研究の方法で、もっとも重要な部分。

面接対策としての自治体研究は「現状分析」に該当します。

 

自治体研究では筋道を立てて

では、自治体の「現状分析」として、何に注目したら良いか。

私が考えるに、以下の点に注目すべきだと思います。

自治体研究の注目ポイント

  • (a)特徴や特色
  • (b)活動や政策
  • (c)長所
  • (d)短所

つまり・・・

自治体研究の注目ポイント

  • (a)自治体(のある地域)って、どんな特徴がある?
  • (b)自治体(のある地域)で、どんな活動してる?
  • (c)自治体(のある地域)の長所って何?
  • (d)自治体(のある地域)の短所って何?

そして、これらの項目を筋道立ててみると・・・

現状分析の筋道立て

  1. 自治体には、こんな特徴がある!
  2. この特徴を活かして、こんな活動をしている!
  3. それによって、こんな効果が得られてる(こんな長所がある)!
  4. しかし、この短所をもっと改善する必要がある!

このように考えながら自治体研究をしてみると、単なる断片的な知識の暗記ではなく、自治体の現状が見えてきます。

これで、上記で挙げた質問例に答えることができるようになります。

また、筋道立てて考えることによって自分の中に軸ができるので、少し突っ込んで質問されても、対応できるようになると思います。

↓応援お願いします!

→「試験対策方法」一覧へ戻る
→「公務員の仕事」一覧に戻る

--2019年6月試験の対策

Copyright© 独学で地方公務員試験に合格する方法 , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.