2010年7月25日。今回は面接カウンセリング9回目。
ここ1週間、県庁の採用試験の個人面接のことで、ハンパなく頭がいっぱいになっています。
最近は、朝ベッドの中で「志望動機は何ですか~?」という声が頭の中から聞こえてきて、その声で起きます(笑)
冗談ではなくマジです。
そして、夢見心地に志望動機を口ずさんでいます。
いや、マジです。
頭の中が、「受験している県の情報」「志望動機」「面接で質問されることの答え」で一杯になっているのを感じますね。
さて、今日の模擬面接は、昨日グチャグチャにされた思考を整理して話せるかが試されそうです。
今日の模擬面接スタート
それでは、7回目の模擬面接をスタート!
…。
…。
…。
終了~。
これは!?
自分でも思った以上に素晴らしい出来です。
質問は昨日聞かれた内容+αといった感じでしたが、昨日とは明らかに違い、非常にスムーズに、自信を持って答えられているのが実感できます。
これにはカウンセラーの方もビックリ。
「昨日アレだけ思考をかき回したから、もっと混乱した状態で来るかと思ったのに。驚いた!」と、ありがたいお言葉を頂きました。
急に受け答えが上達した要因は
なぜ1日でコレほど変わったのか、ちょっと考えてみました。
理由1:面接に対する恐怖感が消えた
消えた理由は昨日の模擬面接です。
昨日の模擬面接では、基本的な質問を突っ込み少なめでどんどん質問されました。
カウンセラーの方に聞いたら、公務員の面接ってそんな突っ込みなく、サクサク質問される感じらしいです。
その話を聞いたとき、今までは「自分の答えに対する面接官の突っ込み」を必要以上に心配していたと気が付きました。
例えば、志望動機が「産業の活性化」であった場合、「なぜそれが必要?」「具体的には?」「活性化する案は?」「行政がする必要あるのか?」など色々と考えてしまい、自分の考えが及ばないことまで考えて「答えが見つからない!」と不安になり、自滅していたと気がつきました。
しかし、「そんなに突込みがあると思わなくて良い」と考えるようなり、「考えが及ばなかったら素直に答える」と考えた結果、面接に対する恐怖感が消えました。
理由2:「質問に対して何を答えるべきかが見える」ということに気がついた
1次試験が終わってから、大学職員の面接、そしてこの県庁の面接と、約1ヶ月間ずっと面接対策を行ってきました。
そして、面接で聞かれる様々な質問への答えを考えて、ノートに書き出してきました。
その結果、面接質問への回答例データベースが自分の中に出来上がっていたようです。
そして、質問された内容に対する回答の選別とアウトプットが、意識しなくても出来るようになっていることに気がつきました。
「こういうことを聞かれたら、コレを答える」という選別が出来るようになったことで、自分が予想していた質問とは内容が少し異なり、ひねった質問をされても答えられるようになり、応用力が身についていることに気がついて、「答えられないかも」という不安が消えました。
理由3:自分の言葉になっている
以前までは、面接試験で質問に答える=「用意していた回答を読む」という作業でした。
しかし、思考をかき回された後、みっちり自分と向き合って思考を整理し、寝ぼけた状態でも質問に対する答えが出てくるようになると、「用意していた回答を読む」という暗記的な作業ではなく、「自分の考えを述べる」という自己表現の行為に変わっていました。
頭の中の思考として、暗記作業のときは「この質問に対する回答の文章はどんなんだったっけな??」と考えていたのが、「この質問に対する自分の言いたいことはコレとコレだったから、そこを押さえて自分の考えを表現しよう!」と考えられるようになっていると気がついたんです。
「自分の考えを表現する」状態になると、自信をもって答えられますから言葉に説得力がつき、相手の目を見て話せるようになります。
そして、言葉に詰まることはあっても、暗記文章を思い出すときの変なぎこちなさは無くなり、言葉ひとつひとつを自分のものとして表現できるようになっていました。
面接試験に対する印象が好転
「出来ないかも」という不安から、「出来るじゃん」という気づきになったことで、自分の中にある面接試験への印象が、1日という短期間で驚くほど大きく変化しました。
そして、今日の模擬面接で、面接試験に対する不安や恐怖が全て消え去ったのを感じました。
今の心境は「もう面接試験は大丈夫だ!」という無敵状態です。
明日は県庁職員採用試験前の、最後の面接カウンセリングとなります。
集大成を今までずっとカウンセリングして頂いたカウンセラーの方に見せるときです。