どうも、モンペです。
今日はみなさんが目指している公務員という仕事現場について、本音を書いてみようと思います。、
地方公務員試験(上級)まで、あと110日。
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公務員の仕事といったら、どういう印象をお持ちでしょうか。
定時で帰れる仕事?
安定収入の仕事?
これらの一般的に言われている「公務員像」は過去の話だ、というのが、私の本音です。
というわけで、現在の公務員の仕事現場がどんなものか、本音で書いてみましょう♪
世間一般で言われている公務員像とは
それでは初めに、世間一般で言われる「公務員」という職業の印象について、簡単に私の意見を書いてみます。
定時で帰れる職場なのか?
まず最初によく言われる、「公務員は定時で帰れる仕事なんでしょ?」的な話ですが。
これは、限りなく「違う」と言えます。
確かに、定時で帰れる職場はあります。が、それは、かなり限られた職場だけ。
多くの職員は、少なからず残業をしています。
現在の公務員の仕事現場は、人員削減により手数が少なくなっているにも関わらず、仕事の量は減っていない。むしろ、情報化社会により、より多くの仕事がすごいスピードで押し寄せている、というのが現状です。
そのため、定時に帰りたくても、フツーに仕事を処理しているだけでは終わらない業務量が与えられている感じがします。
まぁ、「あ!定時で帰れる職場だ!ツイてるな!」程度ですね。
安定収入の仕事なのか?
これは、たぶん当てはまります。ただし、良い意味でも、悪い意味でも、ですが(笑)
まず、基本的に何か不祥事を起こさない限り、免職されることはありませんので、安定して収入源を確保できます。
ただ、年功序列の文化が根強く残っているため、自力で収入を増やそうとしても、増えません。安定した、一定の昇給しかありません。
やる気が無くて、必要最低限の仕事しかしなくても、安定して収入は増える。
やる気があって、他の人より数倍の成果を上げていても、急激に収入は増えない。
恐ろしいくらいブレない、安定収入です。
公務員の仕事現場の特徴
では次に、私が公務員になって衝撃を受けた、公務員の仕事現場の特徴について。
最初に言っておきますが、「悪い」特徴についてですよ(笑)
「紙」が大好き
このペーパーレス化、電子化の時代とは逆行するかの如く、公務員の仕事現場では、紙の書類が多い。
本当にびっくりするくらい多いです。
1年間の業務が終わると、恐ろしいくらい大量の冊子が出来上がります。
ちなみに、行政の書類というのは、保存する期間が定められているため、1年が終わったからといって、捨てることはできません。
とはいえ、保管場所も限られています。
そのため、職場には書類が溢れかえります。
先端技術の導入が遅い
「先端技術」というと、すごいものを想像してしまうかもしれませんが、そうではない。
ここで言う、「先端技術」とは、例えばパソコン(笑)
え?って思われるかもしれませんが、公務員の仕事現場で使用するパソコンは、非常に古く、性能も劣る。
その性能の低さは、例えば「エクセルを使用していたらフリーズする」という、びっくりレベル。
税金で備品を購入しているから仕方がない、と言われればそれまでですが、業務効率が悪すぎて、違う部分で経費がかかっているような気がして、やるせない気持ちになります。
「自腹で良いから、パソコンを持ち込ませてくれ!」と、何度思ったことか・・・。
メールが多い
情報の伝達手段は、昔は紙の文書だったんでしょうね。
その後、情報化によりメールに変化したのは良いですが、気軽に送信できるからなのか、メールの量が半端ない。
一日に100件に届きそうなくらいの、膨大なメールが送られてきます。
連絡のメール。
通知文書の送付メール。
周知依頼のメール。
などなど。本当に多種多様なメールが送られてきます。
そして悪いことに、そのほとんどが自分に関係のないメールばかり。2~3日休むと、見る気が失せるくらいのメールが届いています。
何かアプリを開発して、メールを削減していくという方法はないのか?
効率化からほど遠い
ここまでの特徴からだけでも想像がつくかもしれませんが、公務員の仕事現場は、「業務の効率化」という観点からほど遠い位置にいる気がします。
紙で書類を保管するため、場所を知っている人しか必要な情報を探せない。
パソコンの性能が低すぎて、スムーズにパソコン処理が行えない。
業務を効率化するためのシステムやアプリが導入されていない。
挙げだしたらキリがないです(笑)
まとめ
ちょっと悪い印象の話が多かったですね。
でも、これは事実です。少なくとも、今の時点では。
これから、ICT化が進み、AIが普及してくれば、徐々に解消すると思います。
が、私たち公務員は税金によって必要経費を捻出しています。ということは、自分たちの業務改善のために、貴重な税金を導入するのは、必要最低限にとどめるはず。
まだまだ、今の状況は続きそうですね。
みなさんが目指している公務員という仕事には、こういう側面があるというのは、ぜひ知っておいてください。