どうも、モンペです。
今日は自治体研究を行うとき何を使って調べると良いのか?
その方法について書いてみようと思います。
地方公務員試験(上級)まで、あと152日。
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自治体研究に使える資料
自治体を研究して情報を得ておくことは、面接シートの作成、小論文、面接において、非常に重要です。
しかし、いざ自治体を研究してみようとすると「どうやって調べたらいいのか分からない・・・。」となりがちです。
なので、まずは自治体研究に使える資料を紹介します。
自治体研究に使える資料
- 自治体のホームページ
- 県や市町村の広報誌
- TVの地方局や地方新聞
基本的には、この3つだと思います。
そのほかにも、統計資料などがありますが、まずは上記の3つで基本的な情報を収集するといいと思います。
自治体ホームページの活用
まずは自治体のホームページについて。
これは、基本中の基本です。
自治体の政策や財政事情、取り組み、各部署や課の仕事などが細かく掲載されています。
政策案や議事録まで、ホームページを使えば必要な情報はほとんど手に入ると思います。
しかし、デメリットがあります。
それは情報量が多すぎるということ。
情報が多すぎて何が重要な情報か見分けがつかないです。
そのため、自分自身がどんな情報を必要としているか理解できていないと、かなり利用しづらいと思います。
広報誌の活用
そのため、最初は広報誌で情報収集することをお勧めします。
おそらく、ほとんどの自治体で「○○県だより」「△△市だより」などの広報誌が1~2ヶ月に一回や、四半期に一回といった頻度で発行されていると思います。
この広報誌は、住民に政策を分かりやすく説明するために作られているものですから、とっても利用価値が高いです。
広報誌は、以下のような情報がまとめられています。
メモ
- 重要政策の実施情報や成果
- 自治体の政策実行計画
- 予算、決算報告とその内訳
- 特集として、様々な分野のニュース
- イベント情報
これらの情報を時系列で読んでいくことで、自治体の情勢や政策の流れ、特に力を入れている政策などが、だんだんと見えてくるようになります。
最初は広報誌で自治体の動きや政策をつかむ。
そして、もっと詳しく知りたい場合はホームページで更に調べる。
この流れが、私のお勧めする方法です。
ちなみに、広報誌は自治体の役所、庁、図書館などで手に入ります。
また、多くの自治体ではホームページでバックナンバーをPDFファイルで公開していますから、ダウンロードで手に入れることができます。
補足として、自治体が発進するメールマガジンも、登録しておくといいと思います。
広報誌は自分からアクションを起こして、手に入れなければいけませんが、メールマガジンは勝手に送られてくるものですから、携帯電話のメールアドレスで登録しておくと、放っておいても情報が手に入って便利です。
地方局番組や地方新聞の活用
あとは、TVの地方局の番組を見るとか、地方新聞を読むのも良いです。
通常はその地域に住んでいなければ見られませんが、今はインターネットがあり、地方局の番組も、地方新聞もネット配信されていますので、利用しやすいです。
地方局のTV番組も地方新聞のニュースも、自治体の政策や動きなどを報道しますので、これらを見ておくだけでも、自分の受験する自治体の動きが分かります。
私が行った情報収集
ここで少し、私が情報収集で行った事について具体的に書いてみます。
私が注意していたのは、以下の2つです。
ポイント
- 話題のニュース
- 自治体の政策の特色
私が受験していた2009~2010年は、リーマンショックからの景気低迷、雇用情勢の悪化が非常に顕著でした。
そのため、話題のニュースである雇用情勢や雇用政策など、雇用に関する情報を注意して見ていました。
そして、もう一つが自治体の政策の特色。
これは、広報誌を使って把握するのが一番良いと思います。
では、なぜ広報誌なのか。
自治体の政策は通常、「自治体の行動指針」「自治体の行動計画」などにその内容が書かれています。
しかし、そこに書かれている内容は、雇用、産業、少子化、高齢化、医療、学校教育などなど・・・。
ザックリ言うなら、「自治体として求められること全部」です。
つまり、「行動指針」「行動計画」などをいくら読んでも、その自治体の特徴は分かりません。
なぜなら、「全部必要だから全部やります」っていう内容が書かれているわけですから。
でも、広報誌を読んでいると、その自治体が何の分野の政策に力を入れているか見えてきます。
広報誌はページ数が限られているので、必要な情報を全部載せる事はムリ。
そのため、重要情報が優先的に掲載されます。
そして、重要情報が掲載されている広報誌を読んでいくと、ある事に気がつきます。
それは、「農業関連の情報が頻繁に載っている」とか、「医療関係の情報がよく特集されている」とか、「少子化対策の取り組みが目立つ」といった具合に、「かなり高頻度で掲載されている分野の情報がある」ということ。
私は、それが「自治体の政策の特色」ではないかと考え、それを感じ取るように心がけました。
最後に
どうでしょうか。
自治体研究は、何も考えずに調べるだけでは、時間がいくらあっても足りません。
目的意識をもって、重要な情報を得ることができる媒体を選択し、効率よく、自治体研究していくことが非常に大切になります。