どうも、モンペです。
平成30年も残すところわずかとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
年越しも大事ですが、今は試験勉強でしょうかね。
それではさっそく、今日は面接対策の自己分析のうち、自分の過去を分析する方法について書いてみます。
地方公務員試験(上級)まで、あと175日。
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今回は、面接対策として行う自己分析のうち、まず最初に手を付けて欲しい「自分の過去」の自己分析方法について書いてみます。
ここでまず最初にやることは、「自分の過去の行動の根拠」を考えて自分の中に1本の軸を通すということです。
これが、自分の過去を分析する上で、最も基礎となります。
まずはやってみましょう!
さっそく、以下の質問に、答えてみて下さい。
転職で公務員を受験する場合
- あなたは、なぜその大学(専門学校など)のその学科を選んだのですか?
- あなたは、なぜ大学(専門学校など)を卒業後、その就職先を選んだのですか?
- あなたは、なぜその就職先を辞めようと思ったのですか?
- あなたは、なぜそこを辞めた後の仕事として、公務員を選んだのですか?
就職歴なく公務員を受験する場合
- あなたは、なぜその大学(専門学校など)の、その学科を選んだのですか?
- あなたは、なぜ大学(専門学校など)を卒業後、浪人を選んだのですか?(浪人の場合のみ)
- あなたは、なぜ自分の将来の仕事として公務員を選んだのですか?
ありきたりな質問ですが、なかなか難しいですよねw
では、ちょっと解説してみます。
まず第一に…
この質問は面接カードや提出用の履歴書における「経歴」の欄に関するものです。
「経歴」の欄って、別に考えて書かなくても、事実をそのまま記入する欄ですから、面接カードの作成時には全く難しくありませんし意識もしません。
当然、書いているときは重要視しません。
でも、考えて書かなくてもいいというよりは、考えて書けない。
事実しか書けない。
つまり、面接カードや履歴書の中で、受験者のことを嘘偽りなく最も客観的に表しているのが「経歴」の欄です。
これは質問する側、つまり面接官は重要視するんじゃないでしょうか。
少しでも「アレ?」って思うような経歴があれば、当然、聞かれます。
例えば…
高校)文系の普通科
↓
大学)人文学部
↓
行政系の公務員を志望
これだと、特に不思議な点はありません。
人文学部で行政とか政治とかについて学んでいたり、社会系の学科にいたりしたら、「まぁ、公務員志望は分かるよね」となります。
では、もしもこんな経歴だったら…
高校)文系の普通科
↓
大学)理系の学部
↓
卒業後、起業
↓
行政系の公務員を志望
「ん?」「あれ?」ってなりませんか?
「なんで?」って聞きたくありませんか?
この例は…私です(笑)
文系になったり理系になったり、起業してみたり。
気になることが多すぎると、自分でも思います。
当然「なぜ?」って聞かれましたね。
そして、重要なのは、その答え方。
「特に理由はないんですが…」とか「その時々で、やりたいことをやってたら、こうなりました。」なんて答えをしていたのでは、説得力ないですよね。
さすがにこんな回答をする人はいないと思いますが、少しでも説得力に欠けるような曖昧な回答をしていてはマズイです。
「コイツ、何でもいいんじゃないか?」
「採用しても、すぐ辞めそうだな。」
なんて思われても不思議じゃない。でも…
「私は~という考えで大学を選びました!」
「私は大学生のとき、自分には~が足りないと感じたため、自分の成長のために起業しました!」
「私は仕事を通して~だと感じたため、公務員になろうと思いました!」
というように、しっかりと自分の過去の行動の根拠が言えるとしたら…
「コイツは自分の考えをもって行動しているかも。」
「採用後も、自分で考えて仕事ができる人間かも。」
と思ってもらえるんじゃないでしょうか。
つまり、過去の行動に根拠があるということは、自分の考えをもって行動してきたということです。
それはつまり、これからの仕事などでも、自分の考えをもって能動的に行動できる人間であるということをアピールできるんじゃないでしょうか♪
第二に…
上記の質問を見てもらうと分かりますが、自分の過去の行動の根拠を考えていくことによって、だんだんと現在に近づいてきて、将来に対する行動の根拠までつながります。
つまり「志望動機」までつながります。
これらの過去の行動の根拠が、ダイレクトに志望動機と結びつくかどうかはわかりませんが、考えやすくなることは間違いありません。
ここでちょっと補足ですが…
上記の質問は、高校卒業以降からの根拠を考えています。
通常、「経歴」に関しては高校生あたりから記入することが多いですが、面接官の質問は、人間として成熟してくる高校卒業以降のものが多いため、上記のような高校卒業以降の質問にしました。
でも、場合によっては「なぜその高校?」とかも考えた方がいい場合もあります。(高等専門学校の人とか、特殊な学科とか)
そのあたりは、自分の人生の転換期や「経歴」と照らし合わせて、柔軟に対応してください。
さて、これで自分の中に軸ができました。
「こういう考えをして行動してきた結果、今の自分がある!」という、過去から現在に繋がっている軸です。
この軸さえあれば、あなたが自分の過去のことを話す際に、話の内容がブレてしまうという危険性は、かなり軽減できるはずです。
そして、もう一度言っておこうと思いますが。
この「行動の根拠」を分析することは、「自分の過去」について自己分析する上で、最も基礎となるものです。そのため、一番最初に行って欲しいです。
なぜならこの後は、この軸を中心として、肉付けするような形で「自分の過去」の自己分析を行っていくからです。
今後、「自分の過去」の自己分析をスムーズに進めるために、まずは「自分の行動の根拠」を考えて、軸をつくる!
これが、第1ステップです。
それでは、次回は「自分の過去」を自己分析する第2ステップとして、「自分が頑張ったこと」について考えていきましょう!