国立大学の職員採用試験を受験する方のために、試験の出題科目と勉強教材について紹介します。
大学職員採用試験の出題科目
まず、国立大学の一般事務職員の採用試験ですが、国家や地方の公務員試験と違って専門科目試験がなく、基本的には教養試験のみとなっています。(専門職は専門試験があります)
内容としては大学受験のときに勉強してきたような「英文」「現代文」「理科社会」。
それに加えて「数的処理」です。
出題科目と問題数についてもう少し詳しく書くと、以下のような感じです。
数的推理=7問
判断推理=5問
資料解釈=1問
文章理解(現文)=3問
文章理解(英文)=3問
文章理解(古文)=1問
政治経済=6問
社会(時事)=1問
数学=1問
物理=1問
化学=1問
生物=2問
地学=1問
世界史=2問
日本史=2問
地理=2問
文学=1問
合計=40問
上記の出題科目と出題数は、正確な数字でない可能性もありますので、あくまで目安として参考にしてみて下さい。
大学職員採用試験の勉強教材
では次に、国立大学の職員採用試験の勉強教材を紹介します。
といっても、残念ながら、国立大学職員試験に特化した教材は、ほぼ無いに等しいです。
私が知っている限りでは、以下の2つくらい。
でも、さすがに上記の2冊だけでは不十分です。
そのため、他の公務員試験の教材を利用します。
どのレベルの公務員試験の教材を利用すれば良いか、ハッキリとは分かりませんが、私が実際勉強した感じでは、国家2種レベルの教養試験用の参考書と問題集で十分だと思います。
「使用教材一覧」のページでも使用した教材は紹介していますが、一応、大学職員採用試験の勉強で必要だと思われる教材に絞って、ここでも紹介しておきます。
文章理解
(解)「公務員試験マル秘裏ワザ大全」
(問)「公務員試験 新スーパー過去問ゼミ5 文章理解・資料解釈」
数的処理
資料解釈
(問)「畑中敦子の資料解釈の最前線!」
人文科学
(解)「カリスマ先生の日本史」
(解)「日本史 古代~近世 パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)」
(解)「日本史 近現代 パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)」
(解)「世界史 古代~近代へ パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)」
(解)「世界史 近現代 パワーアップ版 (別冊つき) (新マンガゼミナール)」
(問)「人文科学―地方上級・国家2種レベル対応 (公務員試験対策 最新版パスラインシリーズ)」
(参)「一冊でわかるイラストでわかる図解世界史」
(参)「センター試験 地理Bの点数が面白いほどとれる本」
(参)「高等学校 世界史 「三省堂聞く教科書シリーズ」」
(参)「高等学校 日本史 「三省堂聞く教科書シリーズ」」
自然科学
社会科学
時事問題
(解)「公務員試験 速攻の時事 」
(問)「公務員試験 速攻の時事 実戦トレーニング編」