ここでは、勉強計画の準備の最終段階として、私が公務員試験の筆記試験対策として行ってきた4ステップの勉強方法の紹介しながら、具体的な勉強計画の作成について、まとめていきます。
↓応援いただけると嬉しいです♪
にほんブログ村
具体的な勉強計画を作成するための準備
最初に、具体的な勉強計画を作成するための準備について、もう一度、確認しておきましょう。
このページから見始めたという方は、具体的な勉強計画を作成する前に、以下の記事を見てみてください。
勉強計画を作成する準備
合格を見据えた綿密な勉強計画を作成するためには、必要な準備ばかりです。まずは、これらの準備をしっかりと行っておいてください。
勉強方法を決めて、勉強計画を作成
さて、いよいよ本題です。先に紹介した勉強計画作成の準備が終わっているのであれば、地方公務員試験の合格に向けた、筆記試験のための勉強計画作成まであと一息。
勉強計画作成の準備の最後は、どのように勉強を行っていくのか、つまり、勉強方法を決めていくことです。
ただ、勉強方法といっても、その人に合った方法は様々です。
そのため、自分が一番「成果を出せる!」と思う勉強方法を採用してほしいと思います。とはいえ、それではあまりにも丸投げ過ぎるので、ここでは、私が実際に行った、4つのステップからなるおすすめの勉強方法を例に挙げていきたいと思います。
私が行った4ステップの勉強方法
私の場合、公務員試験対策の時期を「初期」、「中期」、「後期」、「終期」に分類し、それぞれの時期で異なる勉強方法を採用しました。
これらの勉強方法についての説明と勉強計画の作成方法は、別の記事で詳しく解説していこうと思いますので、ここでは簡単に概要を紹介します。
初期段階:「繰り返し」勉強法
この勉強方法は、同じ科目の同じ単元の同じ問題を、何日も連続して繰り返し勉強するという方法になります。「忘れる前に繰り返す!」をキーワードに、徹底的に繰り返し勉強をすることで、記憶定着の度合いを高める勉強法です。
1日の勉強進行度は少ないですが、しっかりと勉強計画を作成して実行することで、「本番試験に間に合わない」というトラブルを防ぎつつ、非常に高い勉強効果が期待できます。
私は、この勉強方法について本を読んで知りました。ただ、この勉強方法は、私にとってとても効果的な方法だったと思います。
ちなみに、予備校に通っている人も十分活用できる勉強方法です。(というか、予備校の人向けの勉強法かもしれません)
中期段階:「曜日別、全科目」勉強法
この勉強方法は、曜日別に勉強する科目と問題数を決めておき、問題集を横断的に使って勉強する方法です。「繰り返し」勉強法で身につけた知識をアウトプットする勉強方法とも言えます。
全ての勉強科目を、1週間という短い期間の中に組み込んで、各科目の単元毎の問題を1問ずつ横断的に解いていく方法となります。そのため、各科目、各単元をムラなく勉強することができます。
全体を網羅できる勉強方法なので、「最近、あの科目勉強してない!」ということが無くなり、ムラなく知識をアウトプットする練習になります。
→「曜日別、全科目」勉強法の詳細、勉強計画の作成はこちらを参照
後期段階:「1科目集中」勉強法
この勉強方法は、1つの勉強科目を1~2日という短期間で全て復習することで、苦手部分、知識が曖昧な部分を徹底的に潰す勉強方法です。
「曜日別、全科目」勉強法でなんとなく理解したような状態になっている箇所や、問題演習で不正解にも関わらず解答解説を読むだけで終了させていた箇所などを徹底的に洗い出し、ノートにまとめて整理します。
勉強計画の作成の仕方次第では、1日中1科目だけの勉強になります。ただ、ここで頭の中のモヤモヤをスッキリさせて最終段階の勉強に備えます。
終期段階:「過去問+苦手克服」勉強法
この勉強方法は、私が地方公務員試験の本番1ヶ月前から実施した勉強方法になります。
方法としては、土日に過去問500の問題を一気に解き、不正解の箇所や、知識が曖昧な単元の内容を、今まで使ってきた問題集を用いて、残りの曜日に復習します。
知識確認と苦手克服を両立させて、試験本番に備えます。
→「過去問+苦手克服」勉強法の詳細、勉強計画の作成はこちらを参照
4ステップの勉強方法を行った時期
ここまで、具体的な勉強方法として、4つのステップの勉強方法を紹介してきましたが、参考までに、これらの勉強方法を開始した時期も紹介しておきます。
4ステップの勉強の開始時期
- 10月25日~ 初期段階=「繰り返し」勉強法
- 3月12日~ 中期段階=「曜日別、全科目」勉強法
- 4月26日~ 後期段階=「1科目集中」勉強法
- 6月06日~ 終期段階=「過去問+苦手克服」勉強法
私の場合は、上記のような時期に各種の勉強方法を取り入れました。
とはいえ、私の場合は初めから全ての勉強方法を把握して勉強計画を作成していたわけではありません。自分の勉強に対する状態を把握しながら勉強方法に改良を加えていった結果こんな感じになった、というのが本音です。
ちなみに私は、4ステップの勉強方法を取り入れる度に、その方法に合わせた勉強計画を1日くらいかけて作成し、修正を加えつつ勉強を実施していきました。
まとめ
では最後に、勉強計画の作成について、まとめておこうと思います。
勉強計画の作成
- 勉強計画を作成する前に、必ず計画作成の準備をしておく
- 準備が終了したら、勉強方法を決めて勉強計画を作成
勉強計画の作成には、1日程度であれば時間を使っても全く問題ありません。焦って雑な勉強計画にするよりは、じっくりと時間をかけて、地方公務員試験の合格を確実にするための勉強計画を作成していきましょう。