ここからは、勉強計画を作成するための具体的な作業になります。
勉強計画を作成するための具体的な作業として、まず最初に行うことは、公務員試験対策で使用するために購入した勉強教材(問題集)を細分化するという作業。
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問題集を細分化する理由
問題集を買ってきて、「さぁ勉強しよう!」と1ページ目から勉強を始めるのは、あまりにも無計画。公務員試験の確実な合格を狙っていくためには、しっかりとした勉強計画を作成することが不可欠になります。
勉強計画の作成で、まず最初に必要となるのが、メインで使う問題集の内容を細分化すること。
では、なぜ問題集を細分化する必要があるのか。それには、2つの理由があります。
問題集を細分化する理由
- ムラの無い勉強計画を作成するため
- 勉強の成果を管理するため
これらについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
理由1:ムラのない勉強計画を立てるため
勉強計画を作成する場合、いろいろな方法があります。
例えば・・・
- 単元の数が均等になるように計画
- ページ数が均等になるように計画
- 問題数が均一になるように計画
など。
その中でも、私がおすすめしたいのは問題数が均等になるように勉強計画を作成する方法です。
なぜ問題数が均等になるように勉強計画を作成するかというと、問題数を均一にすることが1日毎の勉強量を最も均一にできる方法だと思ったからです。
問題集では、単元やページによって、かなり問題数に偏りがあります。
そのため、単元やページの数で計画を作成しようとすると、問題数が多くて勉強ノルマを消化できない日と、問題数が少なくて時間を無駄にしてしまう日と、かなりムラができてしまうんです。
勉強量にムラがあると、それに対応するためにかなりストレスを感じます。
ストレスを無くし、公務員試験の勉強をやりやすくするためにも、問題数をもとに、均一な勉強計画を作成するのが良いと思います。
特に、私が行っていた「初期段階の勉強方法」を採用して勉強計画を作成する場合は、問題数が均等になるようにした方が勉強が進めやすいです。
理由2:勉強の成果を管理するため
公務員試験対策として行った勉強の成果を管理することは、自分の勉強した内容とその成果を客観的に把握し、メンタルを維持したり、苦手を克服したりするのに非常に役立ちます。
そして、問題集を細分化して、エクセル表などにまとめておくことは、勉強の成果が管理しやすくなり、公務員試験対策後半になって、かなり有効活用できます。
勉強成果を管理する詳しい方法は「勉強テク|絶大な効果を発揮する問題演習成果の管理方法」の記事で紹介していますので、良かったら見てみてください。
問題集を細分化する方法
では次に、問題集を細分化する方法について紹介します。
「問題集を細分化」というのは、どこまで細分化すると良いのか?
問題集を細分化する方法はいろいろあるため、一概にどれが良いとは言えません。ただ、勉強計画を作成することを念頭に置いて、勉強計画が作成しやすい切り口で、細分化するための項目を考えると良いです。
ちなみに私の場合、勉強を進める中で、難易度による勉強範囲の省略や応用問題の勉強省略などを考慮して、問題集を見ながら切り分けできる項目を考えました。
その結果、問題集の「単元」「頻出度合」「基本問題の数」「応用問題の数」という項目に注目して、その問題集を細分化していきました。
具体的に見ると分かりやすいと思うので、ミクロ経済学のメイン問題集として使用していた「新スーパー過去問ゼミ2」を例に挙げてみます。
※右の数字が問題数です
私は、エクセルを使用して、このような表を作成しました。
正直なところ、単元を調べるのは簡単ですが、問題数まで調べようとするとかなり時間がかかります。でも、これを最初に行っておくと、勉強計画の作成はもちろん、問題演習を始めてから、右側の方に正答率を入力するなど、勉強成果の管理にも使えるようになります。
まとめ
では、最後に問題集の細分化について、ポイントをまとめておきます。
問題集の細分化ポイント
- 問題集を細分化する理由は、「ムラの無い勉強計画を作成するため」と「勉強成果を管理するため」
- 問題集を細分化する方法は、勉強計画が作成しやすい切り口で、細分化するための項目を考える
この公務員試験対策に使用する問題集を細分化するという作業は、なかなか面倒ですが、最初にやっておくと、後々とても役立つと思います。ぜひ、根気よく作業していきましょう。