筆記試験対策を行っている中で、非常に幅広く、かつ大量の情報をインプットする必要が出てきます。
そんな時に私が活用していたのが、覚えたい内容を1冊のノートにまとめた「暗記ノート」。
ここでは、その暗記ノートの目的と活用について紹介します。
暗記ノート作成の目的
このノートを作った目的は、知識を整理するため、そして、勉強している科目のポイントを一目で分かるようにするためです。
書き方は、まず1冊のノートに書く。
そして、科目ごとにページを分けたりせず、勉強した順番に、最初のページからドンドン書き込んでいきます。
書くときには「フリクションボールペン」を使っていましたが、一つの内容を書くたびにペンの色を変えていました。
その理由は書いた内容を記憶に残りやすくするため。
もし全て黒文字であれば、書いた内容以外に判断材料がないので、記憶に残りにくいように思います。
そこでカラフルな色ペンを使い、どんどん使う色を変えていくと、書き込んだ内容に「色情報」というあらたな要素が加わるので、記憶に残りやすくなるのでは?と考えていました。
また、書くときに注意していた事は、「きれいに書こうとしない」ということです。
学校の授業の板書のように、ノートにきれいに書く!というのは、神経も使いますし、時間も使いますし、途中から書くことが目的になってしまって、あまり有効性を感じませんでした。
そのため、「きれいに書く」のではなく「分かりやすく書く」というところに気をつけていました。自分が分かればOK!要点や考え方さえ分かればOK!という考えで、ササーっと書きます。
暗記ノートの活用方法
次にこのノートの活用について。
まずは、空き時間の時に情報の見直し用として使用。
また、勉強していて「この科目のココの内容、ポイントは何だったかな~?」となった場合に、このノートを使って確認をしていました。
自分の知識が乏しいところを的確にまとめているノートなので、参考書などで確認するより便利です。
そして、一つだけこのノートの活用として欠かさずにやっていた事があります。
それは、毎朝必ず、前日書いたところを見直すという事です。
具体的には、朝食を食べながら、「昨日やった勉強の内容は○○で、ポイントはココだったなぁ」と思い出しながら、暗記ノートを最後のページから遡るように見直ししていきます。(これをするために、ノートの書き方は勉強した順番にしていました)
覚えた知識を忘れてしまう前に、朝一番で思い出して、忘却曲線のカーブを緩くするのが目的です。
暗記ノートの作成期間
私は「勉強方法3|後期段階の「1科目集中」勉強法」を始めるまで、この暗記ノートを作り続けていました。
ノートにまとめて、見直して…というのを繰り返しやることで、かなり暗記できたように思います。
ルーズリーフで200~300枚分くらい書きましたけどね。