公務員試験では、たくさんの科目を勉強しなければいけません。
しかし、勉強する内容が重複している科目がいくつかあります。ここでは、勉強していて感じた、重複科目について書いてみようと思います。
私が感じた重複科目に加え、「公務員試験 最新最強のスピード合格法」で紹介されている「隣接科目」も参考にして書かせて頂きます。(この書籍は、効率の良い勉強方法を考える上でかなり参考になりました)
公務員試験の筆記試験における「重複科目」
専門科目「憲法」との重複科目
憲法の考え方などは法律系の専門科目の中で基礎となります。
そのため、「行政法」「民法」と重複していると言っても良いと思います。
法律系の専門科目を勉強するのであれば、まずは「憲法」から勉強するとスムーズに勉強を進める事ができます。
また「政治学」とも、かなり内容が重複している部分があります。
専門科目「ミクロ経済学」「マクロ経済学」との重複科目
この科目は「財政学」と重複している部分があります。
「財政学」を勉強しようと考えているのであれば、ミクロ経済学、マクロ経済学の勉強の後に行うと良いと思います。
専門科目「政治学」との重複科目
これは「憲法」と重複していましたが、それ以外に「行政学」「国際関係」とも重複しています。
教養科目「世界史」の重複科目
この科目は、意外と色々な科目に関わりがあります。
「地理」「思想」「政治学」「国際関係」など、世界の動きに関係がありそうな内容を勉強する科目には、関わっているように思います。
「公務員試験 最新最強のスピード合格法」によると、「政治学」や「国際関係」を勉強する前に「世界史」の現代あたりだけでもやっておけば、「政治学」「国際関係」の理解度が全然違うそうです。
専門科目「社会政策」との重複科目
「公務員試験 最新最強のスピード合格法」の書籍によると、この科目と「労働法」は密接に関係しているらしいです。私は「労働法」を勉強していなかったので分かりませんでした。
教養科目「社会科学」との重複科目
これは政治・経済・社会の教養科目のことです。
この科目は私が気がついただけで「憲法」「民法」「ミクロ」「マクロ」「財政学」「政治学」「経済事情」「経済政策」「社会政策」「経営学」と非常に多くの専門科目と重複しています(政治・経済・社会なんだから当然なんですけどね)。
おそらく、他の専門科目とも重複していると思います。
そのため、上記の専門科目を勉強するだけで、かなり得点する事が可能です。
試験が近づいてきて時間が無いときは、この科目の勉強は後回しにして、専門科目の勉強を優先する事で、ムダがないように工夫していました。