私は、面接対策をすることは非常に重要だと考えています。これは、公務員試験の受験1年目で面接を受けて、不合格を頂いたときから、とても強く感じています。
普段通りの自分で大丈夫か?
よく、以下のような内容の言葉を耳にします。
「面接では、普段どおりの自分を見せればいい。」
「飾る必要はない。」
とても気が楽になる言葉ですね。しかし、少し考えてみてください。
この言葉をそのまま捉えて、普段どおりの自分を面接試験で見せたとして、初対面の面接官から「この人は!!」と思ってもらえるような人間でしょうか?
こう考えて自分を見たときに、私の答えは「NO」でした。
もちろん、常識や礼儀は身についていると思っていますし、自分の考えを持って公務員を目指しています。
でも、身についている内容は、周りの大多数と同レベル。
ある公務員試験関係の本には「本当に採用したい人間は一握り。あとは、どんぐりの背比べだから、選ぶのが大変。」と書かれていました。
つまり面接試験で周りと同じレベルだと、大多数に埋もれてしまって、面接官を惹きつけられません。
それではダメですよね。
合格を確実に手にするためには、他の受験生とは違うレベルの人間性を見せつける必要があります。
そのためには、面接対策が必要です。
他の受験生と確実に差をつけるには面接対策が必要
「次の試験で合格しなくてもいい」「受かったらラッキー」という考えで公務員試験を受けるのであれば、わざわざ対策なんて面倒なことをしなくてもいいと思います。
大衆レベルの礼儀や常識が身についている人であれば、合格圏内にはいるはずですから。
ですが、私は本気で公務員試験に合格したかったです。そして、絶対に合格しなければいけない状況でもありました。
そのため、面接試験においても面接官に「こいつは何か違う」と思わせて、採用される確率を限りなく高めたいと思っていました。
「そのためには、面接対策は絶対に必要だ!」
こう考えて、自分に出来る限りの面接対策を行いました。
この考えは、受験が終わった今も変わりありません。
私の場合、筆記試験の点数による順位は、最終合格者入る順位ではありませんでしたからね。もし面接対策していなければ、2次試験での逆転合格も…無かったかもしれません(汗)
私が思うに…
「面接では、普段どおりの自分を見せればいい。」
「飾る必要はない。」
というのは、「面接対策をしなくていい」という意味ではないと思います。
これは、「ボロが出るような背伸びをするな」ということなんじゃないでしょうかね。
そういう「背伸び」ではなく、今の自分を最大限魅力的に見せて、面接官に自分という人間を売り込んでいく努力(面接対策)は、絶対にやっておく必要があります。
面接対策というと大変そうなイメージですが、その効果は絶大ですから。
ぜひ、筆記試験だけではなく、面接対策にも力を入れていみましょう。