どうも、モンペです。
今日は「勉強効率」について、書いてみようと思います。
地方公務員試験(上級)まで、あと130日。
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まず最初に質問なんですが。
「最善の勉強、本当にやってますか?」
ちなみに、ここで言う「最善の勉強」とは、「たっぷりと勉強している」という勉強時間や、「集中して勉強している」という勉強へ集中度を意味しているのではありません。
「最大の成果が得られる勉強方法か?」という意味です。
どうでしょうか?
出来ていますか?
公務員試験の勉強を開始した頃
まず前提として、私たちは試験に合格することを目的として、勉強計画を作成し、勉強方法を考えて、勉強を開始しますよね。
ここまでは何の問題もありません。
問題は、勉強をスタートした後。
自分で決めた勉強方法を信じて、その勉強を実行します。これは非常に良いことですし、非常に大切なことなんですが、その反面、勉強方法を決めてしまうことによって、安心や満足をしてしまいます。
「ふー、やれやれ。やっと勉強方法が固まった。」
この安心感や満足感も問題なんですが、それは後で説明するとして。
とりあえず、自分で作成した勉強計画、勉強方法を実行していきます。毎日毎日、作成した勉強計画を実行し、一生懸命勉強をします。
「絶対合格したい!」という想いから、「何としても、作成した勉強ノルマを終わらせてやる!」という気持ちで、頑張って勉強します。
これは素晴らしいことです。
「何としてもノルマを終わらせてやる!」
「何としても終わらせてやる!」
「何としても・・・」
勉強目的の恐ろしい変化
でも、ここで恐ろしい変化が起こります。それは、「勉強する目的」という一番重要な要素の変化。
本来、勉強をする目的は「合格すること」だったはず。でも、毎日の勉強の中で「今日のノルマをしっかりと終わらせよう!」と考えていると、勉強をする目的が・・・
「今日の勉強ノルマを終わらせること」
に変わってしまう。
確かに、勉強ノルマを終わらせなければ、知識も身につきませんし、合格にも近づきません。なので、それほど問題がないようにも思えます。
でも、勉強する目的が「今日の勉強ノルマを終わらせること」に変わってしまうことで発生する一番の問題点は・・・
「与えられたノルマをこなす、受動的な姿勢になる」
ということ。
ポイントは、「受動的」という部分。
勉強に対して受動的になると陥る最悪な状態
最初の頃は、「試験に合格しよう」と考え、「~の知識が足りないから、それを身に付けるための勉強をしよう」という「能動的」な考え(目的)のもと、勉強計画を作成し、勉強を行っています。
しかし、日々勉強を行う中で、目的が「今日のノルマをこなす!」に変化すると、「~のための勉強をしよう!」という「能動的」な意識がなくなります。そして、「ノルマをこなさなければ!」という義務感で勉強する状態になり、与えられたノルマを実行するという「受動的」な状態になります。
そして、「受動的」な状態になると、ノルマを終わらせることに意識が集中してしまっていますので・・・
- 「自分の成長の状況」
- 「今の勉強方法で得られる成果」
を考えなくなるんです。
これが、非常に危ない。
人間は学習するにつれて、成長します。ヤドカリも成長につれて貝殻を大きくするように、勉強方法だって自分の成長に伴って改善していく必要があります。
そして、自分の状態に合わせた勉強方法を行うことによって、最大の勉強成果が得られるんです。
でも、受動的な姿勢になり、「自分の成長状況」や「今の勉強で得られる成果」を考えなくなると、今行っている勉強自体が、非常に効率の悪いものになり…
「勉強しているはずなのに成果が得られない」
という、頑張って勉強している人間には最悪な状態に陥ります。
最悪な状態に陥らないためは勉強方法の改善が必要だけど
ここからが重要。
この最悪な状態に陥らないために、自分の状況に合わせた、勉強方法の改善が必要不可欠になってきます。
でも、勉強方法の改善をしようとすると、ある壁にぶち当たります。それが、この記事の最初の方でちょっと話した、勉強方法を決定することによる「安心感」や「満足感」。
この「安心感」や「満足感」が、あなたに語りかけてきます。
- 「このままでも大丈夫だよ!」
- 「勉強方法を変えるなんて、不安じゃない?」
- 「まだ十分やりきってないかもしれないじゃん!」
確かに、むやみに勉強方法を変えるのは良くないです。これは私も同感です。
じゃあ、勉強方法の改善はどうするの?
というわけで、私がやっていた方法が以下のもの。
必要なタイミングで勉強方法の改善を行う方法
まず、今の勉強計画や勉強方法は、その計画や方法を考えた時点では最高のものだったはずですから、それを信じて、全力で実行します。
でも、それで満足しないこと!
常に「もっと成果が得られる勉強方法はないか?」という考えを、頭の中に持ち続けるんです。
すると、ある時、突然、「コレだ!」「今だ!」という閃きがあります。その閃きがあったら、その感覚に任せて、勉強計画や勉強方法を改善します。
なんともスピリチュアルな方法で、うさん臭く感じるかもしれませんが、実際に、私はこの方法で勉強方法を改善していました。
常に頭の中に「もっと良い方法は?」という考えを持ち続けていると、突然、閃くんです。
これは、科学的に言うとしたら、「潜在意識を活用する」ということなんですよね。
自分の潜在意識に問題提起してやることで、自分が意識していなくても、脳がその答えを探してくれる、という、なんとも便利な方法です。
そして、この方法であれば、むやみに勉強方法を変更することなく、最高のタイミングで最善策を採用することができます。
勉強方法の改善方法
- 現状を維持しながら、常に「もっと良い方法は?」という考えを持っておく
- 閃くまでは現状維持。閃いたら、その感覚に従って実行。
なぜ今の時期にこんな話をしたのか
では、なぜ今の時期に、このような記事を書いたのか。
ほとんどの方は、今日までにある程度、勉強をしてきた方だと思います。そして現在も、各々が決めた勉強方法で、勉強を進めていると思います。
でも、現在行っている勉強方法で「どんな成果を得たいか?」「自分にどんな知識を身に付けたいか?」、明確な目的が見えているでしょうか?
私の経験から考えると、ある程度勉強が進んでくる時期(特に今の時期あたり)は、自分で決めた勉強計画や勉強方法に「受動的」になっている可能性が高いです。
そして、「ノルマをこなす」ということが目的になってしまって、「勉強で得たい成果」の目的意識が無くなり、明確な目的がないまま、惰性で机に向かって勉強するという状態になっている可能性が高いです。
勉強をスタートさせた最初の頃は、絶対的に知識がありませんから、どんな勉強をしても得るものばかりで、成果が得られます。
しかし、今くらいの時期になってくると、知識も身についてきますから、何となくで勉強していても、最初の頃と同じような成果は得られません。
だから、今行っている勉強に対して、しっかりと明確な目的を持つ必要があるんです。
そのまま何となく勉強していると「勉強しているはずなのに成果が得られない」という状況に陥る危険性があります。
ですから、まだ時間がある今の時期に、「自分は今の勉強を、目的をもって実行しているか?」「最善の成果を得られる勉強ができているか?」を考えて欲しいわけなんです。
そして、「ダメだ!何となく勉強していた!」と感じるなら、まだ時間があるうちに、ぜひ勉強方法の改善を行ってください。
何を勉強するか、どれだけの時間勉強するかも大切ですが、それ以上に「その勉強方法で、どんな成果を得たいか?」を考えて欲しいです。