01:予備校の検討

地方公務員試験対策の予備校の選び方

地方公務員試験の合格を目指すうえで、最も合格を確実にしてくれる方法は、予備校を利用すること。

ここでは、地方公務員試験の合格を確実にするための、予備校の選び方について紹介します。

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公務員試験に合格するための、予備校選びのポイントとは

地方公務員試験で確実に合格するためには、「地方公務員試験に合格するために!予備校は絶対に利用すべき」の記事でも書いているとおり、やはり独学ではなく、予備校や専門学校、通信教育を利用するべきです。ただ、予備校や専門学校、通信教育といっても、かなりの数があり、迷ってしまいますよね。

というわけで、まずはどういう視点で予備校を選ぶと良いのか、予備校を選ぶためのポイントをまとめてみました。

 

予備校選びのポイント

  • 個別指導を実施している
  • 面接対策が充実している
  • 集団討論や小論文試験の対策を実施している
  • 受験の豊富なデータベースを活用できる

 

予備校を選ぶ際は、ぜひこれらのポイントに注意して欲しいと思います。

では、なぜこれらのポイントに注意するべきなのか。

これらのポイントに注意する理由

その理由を考えるうえで重要となるのが、予備校を利用する目的です。

まず最初に考えて欲しいのですが、予備校や専門学校、通信教育を利用する目的はなんでしょうか。なぜ、予備校を利用するのでしょうか。

予備校を利用する目的、それは、独学では対応できないものをカバーするためだと私は思います。

そして、予備校選びにおいては、「独学で対応できないものを、この予備校でカバーできるのか?」という視点をもって予備校の選定をしていく必要があります。

つまり、「予備校選びのポイント」で紹介している項目は、予備校選びにおいて、独学で対応が難しいものを解消してくれるかどうかを判断するためのものなんです。

 

独学で対応が難しいものと、それに対する予備校の利用価値

ちなみに、「独学では対応できないもの」というのは、具体的には以下のものになります。

 

独学で対応が難しいもの

  • 適切な勉強順序、勉強方法の選択と勉強計画の作成
  • 勉強計画の見直しと修正
  • 面接試験の対策
  • 集団討論の対策
  • 記述式試験(小論文)の対策
  • 受験自治体の試験に関する過去の情報の収集

 

これらのことについて、予備校を利用することで、どの程度問題が解決できるのか。もう少し詳しく見ていきましょう。

 

勉強計画に関して

地方公務員の筆記試験対策として作成する勉強計画は、独学でも、やろうと思えば作成できます。

ただ、自分で勉強計画を作成し、管理し、見直しや修正を行おうとすると、圧倒的に時間が足りません。プレイヤーと監督、マネージャーを全て1人で行っているようなものですからね。

なので、この勉強計画に関係する部分は、自分以外の他の人がやってくれると筆記試験の勉強に集中することができ、確実に得点アップを図れるようになります。

予備校などを利用すれば、公務員試験対策のプロが作成した、隙の無いスケジュールを利用することができます。そして、勉強教材と組み合わせることで、以下のような筆記試験対策に関する失敗を防ぐことができます。

  • 試験本番に間に合わない
  • 勉強漏れがあった
  • 無駄な勉強をやっていた

また、予備校などでは受講生1人1人に合わせた個別相談なども取り入れているため、より自分に合った、合格を確実にする公務員試験対策を行っていくことが可能になります。

 

面接試験、集団討論に関して

面接試験や集団討論は、物理的に、自分1人では不可能です。

面接試験の自己分析や想定問答程度であれば、何とか自分で行うことが可能ですが、それでは対策が不足しています。出来る限り、本番の形式に近づけて、他人と一緒に面接や集団討論の練習を行うべきです。

最近の公務員試験は、面接試験の配点が高くなっていたりします。そのため、面接試験や集団討論の対策をしていないというのは、合格を目指す受験生にとって、かなり致命的だと思ってください。

予備校の面接対策を利用することで、公務員試験に特化した面接対策が可能になります。

これは後述しますが、特に予備校は、これまでの公務員試験合格の実績などから収集した情報の保有量が半端ないです。そのため、面接対策も受験する自治体に合わせた、より成果の上がりやすい内容になっています。

また、住んでいる場所の近くに予備校の会場が無い場合でも、ウェブを活用した模擬面接などを取り入れている予備校もあります。

この面接対策だけを考えても、予備校を活用する価値は十分にあると、私は思います。

そのほか、集団討論対策については、受講生が多い予備校だからこそ可能な内容です。独学なら、集団討論はぶっつけ本番しかあり得ませんからね。

そんな集団討論の対策が行えるのは、本当に価値があると思います。

 

記述式試験(小論文)に関して

記述式試験(小論文)は、「自分で問題に答えて、自分で添削する」という方法ができれば理想的です。

が。

考えてみればすぐに分かることですが、自分で添削できるほどの知識と能力があるなら、対策を講じなくても合格できますよね。

つまり、自分以外の、添削できるくらいの能力がある人の視点で、回答した内容をチェックしてもらうことが不可欠なんです。

予備校を活用することで、公務員試験対策のプロによる、公務員試験に特化した対策を受けることができます。

これも本来、独学ならぶっつけ本番になるところですから、対策が行えるというのは非常に価値があると思います。

 

受験自治体の試験情報収集に関して

この受験自治体の公務員試験に関する情報収集というのも、自分だけで行うには無理があります。

まず、どこからそんな情報を集めてくるのか。OBやOG訪問で情報収集するという方法も無いわけではないですが、数人に聞いた程度では情報量として圧倒的に不足しています。

そして、そんな作業をする暇があるなら、筆記試験の勉強や、面接試験の対策を行うべきです。

予備校を利用することで、その予備校に通っていた受講生から収集した、公務員試験に合格するための勉強方法や試験対策の情報や、公務員試験を受験した受講生から収集した各自治体の試験の傾向や内容などの情報、そして、面接試験の様子や、質問内容といった具体的な詳細の情報を利用することができます。

知りたくても、独学では知りうることが不可能な情報を、予備校のデータベースとして利用することができます。

 

注意すべきポイントを満たす予備校はどこか

ここまで、予備校選びのポイントと、予備校を利用することで解消できる独学の問題点をまとめてきました。

ではもっと具体的に、予備校選びのポイントを満たすような予備校はどこなのか。

私が思うに、予備校選びのポイントをしっかりとクリアしている予備校は、かなり限られます。

まず通信教育のみは対象外。面接対策などが不十分ですからね。そして、規模の小さい予備校なども、データベースとしての価値が不十分なので、微妙です。

ということで、選択するとしたら、全国規模で、かつ、有名な予備校。具体的には、以下の4校に絞られると思います。

いずれも、よく見る予備校、専門学校ですね。

 

公務員試験対策の予備校4校から1校を選ぶ方法

では、上記の4つの予備校のうち、公務員試験対策として利用するのは、どの予備校が一番良いのか。

これは、様々な選び方があると思います。しかし、基本的にはどの予備校も一定のレベル以上のサービスを提供しているため、予備校ごとに大きな差は無いような気がします。

そこで判断の有力な材料となるのが、予備校の校舎や会場が、自分が住んでいる地域の近くにあるかどうか、ということ。

それはなぜか?

予備校選びのポイントを思い出してみてください。

 

予備校選びのポイント

  • 個別指導を実施している
  • 面接対策が充実している
  • 集団討論や小論文試験の対策を実施している
  • 受験の豊富なデータベースを活用できる

 

予備校で利用できるこれらの内容を十分に活用しようと思ったら、校舎や会場が近くにある方が良いですよね。別の要素で予備校を選び、片道何時間もかけて利用するよりは、なるべく近くで、かつ、頻繁に利用できる方が絶対に有益です。

というわけで、各予備校、専門学校の校舎、会場をまとめてみました。(この記事を作成した2019年1月時点)

こちらを参考に、自分にとって使い勝手の良い予備校を選んでみてください。

→予備校の校舎、会場一覧(都道府県別)

 

費用で予備校を選ぶのはどうか

ここで気になるのが、予備校や専門学校の受講料の安いところを選ぶという方法。

以下は、各予備校の受講料目安となります。

予備校の受講料目安

  1. 東京リーガルマインド(LEC)=20~30万円
  2. 公務員【資格の大原】=25~35万円
  3. TAC=30~40万円
  4. 東京アカデミー=25~35万円

確かに、受講料は予備校によってまちまちですし、選ぶ基準として用いることはできます。ただ、個人的には、受講料の大小はあまり気にしなくて良いように思います。

確かに、20万円や30万円と言われると、非常に高額。「できれば安い方が・・・。」という考えも、間違いではないと思います。

でも、公務員試験の受験=就職活動

これから自分が生活していくための、収入源を確保するための非常に重要な勝負です。その勝負に勝つための投資と考えた場合、20~30万円って、本当に高いでしょうか?

正直な話、その程度の金額であれば、公務員になってから初年度にもらうボーナスで、一瞬でペイできてしまいます。

それよりも怖いのは、合格できなかった場合。

例えば、1年間みっちり公務員試験対策で費やして合格できなかった場合、1年間の年収相当300~400万円を無駄にすることになるんですよ。そう考えると、目先の金額より優先すべきことは何か、見えてくると思います。

「より確実に合格するためにはどうするべきか?」

その視点で、予備校や専門学校などを選んでいくべきだと思います。

 

まずは予備校の資料を請求するところから

いかがでしたでしょうか?予備校の選び方について、少しは参考になりましたか?

それでは最後に。

もし予備校の利用も少し考えていきたいと思ったのであれば、まずは予備校の資料請求を行うことをおすすめします。というのも、資料請求することで、以下のようなメリットがあるからです。

 

資料請求のメリット

  • 割引情報を漏れなく把握
  • 近くの校舎、会場から説明会などの案内
  • 季節情報の把握
  • 合格体験記の冊子など有益な情報

 

予備校の資料請求は無料でできますが、その資料の内容は馬鹿にできません。割引情報はもちろんのこと、近くの校舎等で開催される説明会の案内や、合格者の生の声を掲載した様々な資料も送られてきます。

資料請求で得られる情報だけでも、公務員試験の合格に向けたモチベーションを高めてくれますし、予備校を使った場合のメリットも明確に見えてくると思います。

資料請求にお金はかかりませんので、いろいろな予備校の資料請求を行い、多くの情報収集をしてから、どこの予備校にするのか決定するという方法も、大いにアリだと思います。

以下のリンクから各予備校、専門学校の資料請求ができます。

まずは資料請求をして、どの予備校が良いのか、じっくり考えてみてください。

 

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