公務員試験を目指している方の中で、新卒ではなく、中途採用の年齢になっている方。
受験年齢が合格に影響するかどうかって、気になるところですよね。
そのあたりについて、ちょっと調べてみたので記事にしてみようと思います。
私が受験した時の状況
私は、大学を卒業してから、知人と2人で個人事業形態の事業を立ち上げ、そこで従業員として働いてきました。
勤続年数は公務員試験に合格した2010年で4年間。
年齢は昭和58年生まれで4月の採用時点では27歳となり、公務員を目指すには遅い方だったと思います。
公務員試験の年齢制限は、職種によっても異なりますし、かなり幅広いですが、国家公務員、地方公務員上級とも30歳前後まで、という印象があります。
年齢的にはまだ余裕はある感じですが、それでも、遅いような印象を持っていました。
公務員試験対策を始めた当初は、年齢制限を過ぎていない限り、他の人と変わりなく受験できると思っていました。
そのため、心構えもそれなりで最初の1年間の公務員試験を受験していました。
しかし、全て不合格をもらった後、よくよく考えてみると、新卒の人たちと一緒に受験するわけで、そんな若い人たちと一緒に選考してもらえるのか疑問に思うように。
年齢が高いのは、プラスになるのか?マイナスになるのか?
受験年齢についてインターネット等で調査
というわけで、インターネット等を使って調べてみました。
あくまで個人的に調べた結果なので、その点を考慮して、参考にしてみてください。
結果は「まちまち」です。
年齢は関係ないという意見
- 「周りに年齢制限ギリギリで合格された方がいる」
- 「年齢より、しっかりしているかどうかの方が重要」
- 「順序的には、1位=しっかりした若者、2位=しっかりした高年齢、3位=しっかりしてない若者」
- 「地方公務員の試験であれば、問題なく受かっている人が出ている」
- 「社会で揉まれている方が、しっかりしている」
高年齢はマイナスという意見
- 「実際、25歳が境目で、それ以上は、よほどでない限り採用しない」
- 「国家公務員の場合は、かなり25歳を超えるとかなり難しい」
ここで、調べてみての印象をまとめてみると…。
- 25歳(第2新卒あたり)がターニングポイントかも
- 年齢相応の、考えの深さが不可欠
- 年齢の高さは、プラスにもマイナスにもなる
年齢が意識されているのは間違いないようです。ただ、悲観的になる必要はなさそう。
ポイントは、意識された年齢をどう活かすか殺すか。
高年齢の受験生のポイントは面接対策
高年齢の方の公務員試験は、面接対策がキーポイントのような気がします。
筆記試験に合格しなければ話になりませんが、高年齢の方は、そこだけに気を取られているとマズイと思います。
むしろ重要なのは面接対策。年齢が高ければ、それだけ、フィルターをかけて見られます。
新卒の人と同レベルの回答をしていたのでは、おそらく落とされます。
私の受験経験から思うこと
私は、2009年の試験で、1次面接は通過し、2次面接で落とされました。
自慢ではありませんが、私は生徒会長や部活の部長の経験もあり、人見知りもなく、音楽ライブのステージで歌ったりするなど、行動力、会話能力、経験において、ある程度自信がありました。
そのため、面接対策はあまり需要視せず、志望動機や自己PRを考えたり、コンピテンシー面接の対策のために、2週間前から取り組みました。
本番も、気まずい雰囲気になることなく、まったく問題なく面接は進み、終了です。
印象としては、「面接ってこんなもんなのか」という感じです。
不合格の通知が来たとき、自分でも何が悪かったのか見当が付きませんでした。
最後に
最終的に、現在は「合格」を勝ち取りましたが、面接対策はかなり力を入れましたからね。
高年齢の方は「なんとなく公務員になりたい」では、マズイ感じがします。
目的意識をもって、面接で相応の回答ができる必要があると思います。