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自治体研究3|公務員試験の面接対策「地方新聞の活用」

ここでは、地方公務員を受験される方に、早いうちからぜひやっておいて欲しい「地方新聞の活用」について書いてみようと思います。

公務員試験に限らず、就職活動をするにしても、社会人として働くにも、新聞やニュースを見るのは必須です。

なので、受験勉強をされる方々も、新聞を読んだり、ニュースを見たりしていることと思います。

その際、もし地方公務員を受験しようと考えているのであれば「地方新聞」に目を通すことをお勧めしたいです。

一般的に新聞というと、全国規模の出来事や、大きな出来事を伝える、全国版の「読売」「朝日」「日経」「産経」などの新聞を思い浮かべます。これらも大切ですが、ぜひ「地方新聞」も活用して欲しいです。

公務員試験で「地方新聞」を活用する利点

「地方新聞」というのは、都道府県単位、地方単位(関東、近畿、中部など)のニュースを詳しく掲載している新聞です。

全国ニュースももちろん掲載されていますが、その地域に関係するニュースを詳しく掘り下げて掲載しています。

例えば都道府県単位の地方新聞の場合、その県の政策や取り組み、県産品に関するニュース、その地域の文化、行われた地域イベントを幅広く知る事ができます。

通常、受験したい自治体のある地域に関して調べようとすると、能動的に調べなければいけません。

必要な情報を自分で選択する必要があり、インターネットなどで調べようとすると情報が大量に出てきて、選別に苦労します。

新聞の良いところは、既に情報が選別されており、重要な情報、流行の情報を受け身で十分に知ることができる点です。

特に「地方新聞」は、その自治体に関する情報を、幅広い分野で、重要な情報のみを知ることができる点で非常に役立ちます。

地方新聞の活用は出来る限り早期から

これは地方新聞に限らず、時事ニュース全般に言えることですが、できるだけ早い時期から注意を向けておく事が大切です。

公務員試験の場合、時事ニュースの知識が重要になってくるのは、面接試験や集団討論、小論文などの2次試験からです。

しかし、だからといって、1次試験が終わってから勉強すればいいと考えるのは無茶です。

時事ニュースは科目試験のように範囲が決まっているわけでもありませんし、過去から現在へと繋がっています。

過去に遡って背景を勉強しようとしても限りがなく、直前の付け焼刃ではどうにもなりません。

そのため、日ごろから注意を払っておく必要があります。

全国版のニュースは日ごろからテレビや新聞で見ると思いますが、自治体研究に繋がる地方新聞も、これと同じように、早めから見ておくべきだと思います。

私の場合の「地方新聞」の活用

私は、テレビを全く見ませんし、仕事で家にいないことが多いので新聞も取っていません。そのため、時事ニュースを仕入れる場合は、ほとんどインターネットです。

地方新聞に関してもホームページがありますので、インターネットで見ます。新聞に比べるとトピック数は少ないですが、毎朝、その前の日に更新追加された5~10トピックスを見るようにしていました。

これだけでも、その地域のことがかなり頭に入ってきます。

ちなみに私は、自分の出身県でもなく、自分が現在住んでいる県でもない、全く別の県の自治体を受験しましたので、地方新聞は「自分の出身県」「自分が住んでいる県」「受験希望の県」の3つを読むようにしていました。

この理由は、もし面接で自分の出身県や住んでいる県に関する質問を受けたとき、答えられないとマズイと考えたからです。

だって…、地域のために働こうとしている人間が、自分の出身県や住んでいる県のことをよく知らないなんて…。

私が面接官だったら「おいおい…、説得力ないよ、キミ。」って思いますから。

それともう1つ。

地方新聞を読んで、その地域のことについて知ることは、その地域のことについて深く考える機会を与えてくれますので、志望動機や面接の質問に対する答えを考える上で、かなり役立ちます。

この点から言っても、ぜひ早くから読んでおく事をお勧めしたいです♪

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