02:勉強計画

勉強計画の準備2|独学で公務員試験の筆記試験対策をするポイント

地方公務員試験の筆記試験対策を始めるために、最初に何を準備するべきか。ただ闇雲に勉強するのではなく、合格を確実にするための、しっかりと軸をもって対策する必要があります。

ここでは、まず最初に何を準備するべきなのか、まとめてみました。

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まずは予備校の利用を検討するべき

最初に必ず考えて欲しいのは、予備校の利用についてです。まずは「独学」に固執することなく、視野を広くして、予備校の利用について真剣に検討してみましょう。

予備校を利用するべき理由、独学が良くない理由、については、「地方公務員試験に合格するために!予備校は絶対に利用すべき」の記事で詳しく紹介しています。

まずはこの記事を読んでみて、本当に独学にするべきなのかを考えて欲しいと思います。

 

独学で筆記試験の勉強をするには「軸」が必要

予備校の利用を検討したけれども、やはり「独学」で勉強するしかない!きっとそういう方もいると思います。

ただ、たとえ独学で勉強するしかない場合でも、闇雲に筆記試験の勉強スケジュールを考えて、焦って勉強を開始するのは、絶対に避けましょう。

必ず、何か「軸」を決めて、それに従って勉強を行っていく必要があります。

 

なぜ勉強の「軸」が必要なのか

では、なぜ筆記試験の勉強スケジュールを考える際に「軸」が必要なのか。

地方公務員の筆記試験には、非常にたくさんの出題科目があります。そして、それらの出題科目は全て勉強するわけではなく、科目を選択して勉強する必要があります。

何の科目を勉強するか。

勉強教材はどれにするか。

勉強方法はどうするか。

などなど、自分の受験する自治体の試験内容に合わせて、全て自分で考えて、筆記試験の勉強方法を決定しなければいけません。

 

独学勉強でやるべきこと

  1. 受験する試験(国家とか地方上級とか)を選ぶ
  2. 勉強する科目(特に必須科目以外)を選ぶ
  3. 教材を選ぶ
  4. 勉強方法を選ぶ

 

独学で筆記試験の勉強をするためにやるべきことを簡単に書いてみましたが、これは、実際に実行しようとすると、かなり大変な作業となります。

特に「科目選び」、「教材選び」、「勉強方法選び」については我流で何とかなるレベルではありません。

「科目選び」では、難易度のバランスが良く、効率よく勉強できる科目を優先して選んで、勉強していく必要があります。というのも、自分の得意不得意、好き嫌いで選ぶと、その科目の良い教材が無かったり、難易度の高いものばかり選んだりする可能性がありますから。

また、「教材選び」や「勉強方法選び」では、効率よく勉強できる教材を選び、効率の良い勉強方法を実行する必要があります。

我流でやろうと思えばできないことはないと思いますが、過去の試験を調べて、どの科目が受験しやすそうか、難易度が低いか調べるのは簡単ではない。教材を1つずつ調べて、最も良い教材を選ぶというのも、現実的には難しい。

こんなことをやっていては、時間がいくらあっても足りません。

なので、筆記試験の勉強のための科目を選んで、教材を選んで、勉強方法を選んで、しっかりとした勉強スケジュールを作成するためには、何かしらの「軸」を見つけて、それに従っていくことが重要になります。

 

私が筆記試験の勉強をする上で「軸」にしたもの

私は「公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法【2020年度版】」という本を勉強の軸にしました。

この本は、各科目の傾向、各科目の勉強の進め方、各科目毎の推奨教材が書かれており、勉強スケジュールや勉強方法を考える上での、大半のことはこの1冊で解決します。

そのため、勉強方法や教材選びに余計な時間をとられることもなく、筆記試験の勉強をスムーズに開始することができました。

特に、おすすめの教材・参考書が書かれているのはこの書籍だけでしたので、教材選びで非常に参考になりました。他の公務員試験入門書は、勉強方法は書かれていても、おすすめの教材や参考書まで書いてある書籍は少ないですから。

そして私の場合は、筆記試験の勉強について、この本の内容を軸に、足りないと思うところや必要なところを、自分で調べて肉付けしていきました。

 

筆記試験の勉強の「軸」と肉付け

  1. 公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法【2020年度版】」の勉強方法&教材をマネする
  2. 公務員試験 最新最強のスピード合格法」から勉強方法、科目の関連性を
  3. 合格率100%のカリスマ講師が教える公務員試験の勉強法」から勉強法、科目分類を
  4. 短期合格者だけが知っている! 「一発合格!」勉強法」から勉強方法を
  5. その他、必要なところをネットで検索

 

このように、完全に我流でやることは避け、「書籍を出版できるほどの人たち(プロたち)が書いた内容の方が、明らかに信頼できる!」と考えて、勉強方法を完全コピーして、アレンジを加えながら筆記試験の勉強を行いました。

 

まとめ

最後に、独学で筆記試験の勉強を開始する前の準備について、まとめておきます。

 

独学で勉強するための準備

  1. まずは予備校の利用を検討
  2. 独学をするのであれば「軸」を決めること

 

しつこいようですが。

お金や時間が許すなら・・・

絶対に合格したいのなら・・・

間違いなく、予備校や専門学校、通信講座を活用する方が良いです。(その理由は「地方公務員試験に合格するために!予備校は絶対に利用すべき」の記事を参照)

独学は、やはり素人の戦略であり、間違いや遠回りも多く、効率も悪いですから。

ただ、たとえ「どうしても独学で勉強する!」と考えたとしても、私が「公務員試験受かる勉強法 落ちる勉強法【2020年度版】」を参考にしたように、何か筆記試験の勉強を行う上での「軸」を持った方がいいです。

完全に我流で筆記試験の勉強を行うことは、絶対に避けましょう。

 

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