08:勉強のコツ

勉強テク|公務員試験対策中でも安心して余暇・休養できる方法

公務員試験対策は非常に長期間に及びます。
そんな勉強漬けの生活の中で、メンタルを維持するために余暇や休養をとることはとても重要。

ここでは、公務員試験対策を頑張っている人の余暇・休養の重要性について紹介してみます。

「頑張る」ことが良いわけではない

大学受験でもそうですが、公務員試験でも、試験に向かって必死に勉強しますよね。

  • 「時間があれば勉強したい!」
  • 「勉強しなきゃいけない!」

こういう気持ちだと思います。

しかし、この気持ちは間違った行動を引き起こすことがあります。

  • 「勉強しなきゃいけないから、遊んでいる暇はない!」

こうなってしまうと、個人的には良くないと思っています。

実のところ、私はこの考え方を持って公務員試験1年目に勉強を行っていました。

「今は遊んでいる暇はないんだ」という気持ちから、趣味をやめると決意し、決意だけでは甘えが出てしまうだろうと思ったので、持っていた趣味の道具を売り払いました。

最初のうちは全く問題ありません。

しっかりと勉強に集中できていました。

しかし、3~4ヶ月くらい経った頃から、朝や夜などに強い眠気を感じるようになり、朝も起きられなくなってしまったんです。

私は朝早く起きて、仕事の前に勉強をする朝型タイプだったのですが、朝起きられないので、勉強ができません。

勉強できないので、不安や焦りが増えます。

そして更に起きられなくなる。

完全に、負のスパイラル。

私を負のスパイラルに陥れた原因

色々と原因を考えた結果、次のことが分かりました。

やりたい遊びや趣味を我慢した結果、始める前は「やりたい事」だったはずの勉強が、「やらなければいけない事」に変わってしまったんです。

でも、「やらなければいけない」という思考には「(やりたくないけど)やらなければいけない」「やらなければいけない(ので遊びはダメ)」というマイナス思考が含まれています。

そして、このマイナス思考が、予想以上にダメージを与えてきます。

私は趣味や遊びを禁止することで、自分の中に「やらなければいけない事」だけを抱えるようになりました。

そして「やらなければいけない」に含まれるマイナス思考のダメージによって、「現実世界には嫌々やらなければいけないことしかないから、現実世界に戻るのは嫌だ」となり、寝るという行為に現実逃避してしまったんじゃないかと思います。

以前の私の思考

  • 仕事 → やりたい!
  • 勉強 → やりたい!
  • 趣味 → やりたい!
  • 遊び → やりたい!

勉強開始後の思考

  • 仕事 → やらなければいけない!
  • 勉強 → やらなければいけない!
  • 趣味 → ×
  • 遊び → ×

これが分かった後、私は趣味も遊びも禁止することをやめました。

「やりたければ、やっても良いんだよ♪」という余裕の状態を作り出すことで、気持ちにゆとりができ、現実逃避の眠気症状から解放されました。

「しなければいけない!」に隠れる負の感情

私は「勉強しなければいけない!」という気持ちには、間違いなく勉強を推進させるパワーがあると思っています。

しかし、上記で説明した通り「勉強しなければいけない!」には「(したくないけど)勉強しなければいけない!」「勉強しなければいけない!(ので遊んではダメ!)」というマイナス思考が隠れています。

そのため、「勉強しなければいけない!」という考えは、最初は前進作用がありますが、時間が経つにつれて、徐々にそのマイナス面が表れ、今度はブレーキ作用に変わるということだと思います。

つまり…

「勉強しなければいけない!」という考えを大事にし過ぎて、勉強ばかりで遊ばないという行為は、結局は勉強に支障をきたすということです。

公務員試験の受験は「やりたいこと」

本来、公務員試験を受験しようと思ったのは、自分の意思です。

「公務員を受験したい!」と思ったからこそ、「公務員試験の勉強をしよう!」という気持ちになった訳です。

その本来の「勉強したい!」という願望の気持ちを、「勉強しなければならない!」という負のパワーを秘めた考えに強制に変換してしまわないためにも、「休養」「余暇」は大切にしなければいけません。

しかし、中には「息抜きのつもりで遊んでいても、勉強のことが気になる」という人もいるのではないでしょうか。(私はまさに、このタイプの人間です)

そんなときに重要なのは、合格に向けた「綿密な勉強計画」

これなら合格できる!という勉強の計画を、月毎や日毎の細かい単位で立てて実行できれば、安心して遊ぶことができます。

勉強は、上を目指したらエンドレスです。

「できるところまでやる」「できる限り頑張る」と思っていると、キリがありません。満足度も達成感もありませんし、自信もつきません。

そのため、いつまでも遊べず、いつまでも勉強するハメになります。

ノルマを決めて勉強し、達成したら満足感を感じて遊び、気分転換して勉強に取り組む。

次々と「やりたいこと」を行って、良いスパイラルを身につけることがとても大事です。

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