08:勉強のコツ

勉強テク|問題演習において絶対に取り入れたい工夫

公務員の筆記試験勉強のほとんどは、おそらく問題演習だと思います。

ここでは、問題演習の工夫について簡単に紹介してみたいと思います。

一般的な問題演習の方法

まず、普通に問題演習を行う場合、そのやり方は以下のような感じだと思います。

  1. 問①の問題を解く
  2. 問①の答え合わせ&解説
  3. 問②の問題を解く
  4. 問②の答え合わせ&解説
  5. …以下同じ。

私もこのような方法で問題演習をしていました。

1つの問題を解いたら、解答を見て答え合わせをして、分からないところや曖昧なところは参考書で調べ、ポイントをノートにまとめる。

この方法は、間違ったところや分からないところを放ったらかしにせず、確実に解答&解説で確認するので、知識量の少ない勉強初期の頃に取り入れるのは良いです。

しかし、この方法には、デメリットがあります。

そのデメリットとは、「1つ問題を解く→解答&解説」が1セットであるという認識が気持ちの中にあるため、1セット終わらせる毎に集中力が途切れてしまうというところです。

勉強初期の頃は、「1つ問題を解く→解答&解説」の1セットだけでもかなり得られる知識が多いですし、知識を身につけるという上でもこの方法がベストな気がします。

しかし、同じ問題を何回も繰り返し、ある程度問題が解けるようになってくると、ほとんどの知識が身についているために、解説で確認する内容が少なくなり、ササッと終わらせることが可能になります。

そのような状態で、初期の頃と同じ「1つ問題を解く→解答&解説」の1セットで問題演習をしていると、集中力が途切れるポイントが多くなってしまい、短時間の勉強で集中力が切れてしまって、勉強に集中できなくなってしまいます。

公務員試験対策の中盤から取り入れた工夫

私自身、公務員試験の勉強生活の中盤あたりになって、これまでの問題演習に何だか違和感を覚えるようになりました。

それまでと同じように問題演習しているはずなのに、やたらと休憩回数が増えるし、集中力が続かない。

そこで、問題演習の方法を以下のように変更しました。

  1. 問①を解く(曖昧な部分をメモ)
  2. 問②を解く(曖昧な部分をメモ)
  3. 問③を解く(曖昧な部分をメモ)
  4. 問④を解く(曖昧な部分をメモ)
  5. 上記①~④の解答&解説確認

私は問題集に「新スーパー過去問ゼミ」を使っていました。この問題集は、1つの単元に問題が4~6問ずつくらいあります。

その問題を解くときに、今までのような「1つ問題を解く→解答&解説」の方法から、「1単元の全ての問題を解く→全ての解答&解説」に変えました。

先にその単元の問題を全部解いてしまう。

その中で、知識が曖昧な箇所、確認しておきたい箇所、解答に自信が持てない箇所をメモ(択一式の問題なので、1~5の選択肢で知識が曖昧な解答番号をメモしておく)。

そして、最後に答え合わせとメモした箇所の確認をする。

とても単純ですが、この方法で勉強に対する集中力が驚くほど上がりました。

「1つの単元の問題全てを解く→解答&解説」で1セットになったため、集中が小刻みにならず、集中力が持続するようになりました。

直前期になったとき、私は問題演習に「過去問500」を用いていましたが、この頃は「過去問500」の1科目30~40問くらいを一気に解いて、後で一気に答えあわせをするという問題演習方法になっていました。

直前期まで来ると、自分の知識が充実して、曖昧な部分や分からない部分はかなり限られてきます。そのため、小刻みに答えあわせをせず、40問くらいを一気に問題演習したとしても、全く問題ありません。

このように、勉強方法は自分の習熟度によって柔軟に変更していく必要があると思います。

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