わたしが考える面接対策は、大きく分けて「思考」「容姿」「雰囲気(オーラ)」を磨くことです。
この3つの要素を磨き、強化することが面接対策だと考えています。
一般的な面接試験対策の盲点
一般的には「面接試験対策」=「自己分析」と考えるのではないでしょうか。
私もそう考えていました。
そのため、自己分析をある程度やって、自分の考えを掘り下げていれば、面接は大丈夫だろうと考えていました。
しかし、実際に公務員試験の面接を受けて、あることに気が付いたんです。それは
「あれ?自分の考えを出し切る前に、面接終わってしまったんだけど…」
ということ。
面接試験は、本当に時間が短いです。自己分析をして、自分の考えをもって臨んでも、それが出せるとは限りません。
自己分析して掘り下げた自分の考えが聞かれるかどうかなんて、ほとんど運です。
とても受動的で、こちらから積極的に攻められません。
この経験から考えた結果、面接対策には「思考」「容姿」「雰囲気(オーラ)」の3つを磨くことが必要だと考えるに至りました。
面接試験で自分から攻めることができるもの
面接試験で、相手の発言などに関係なく、こちらから積極的に攻めることができるのは「容姿」「雰囲気(オーラ)」だけ。
「容姿」「雰囲気(オーラ)」を磨くのは必要不可欠です。
私たちは無意識のうちに、自分が向かい合っている相手の容姿や雰囲気から、その人がどんな人か感じ取っています。「この人は機嫌が悪そうだ」とか「内気そうだ」とか「やさしそうだ」とか。
「容姿」「雰囲気(オーラ)」を磨くことで、面接官が感じとる無意識の部分にアピールできると私は考えています。
面接の部屋に入室してから退室するまで、礼儀をわきまえ、自信に満ち、健康的で、落ち着いた「容姿」で、他の受験者とは違った印象を与える「雰囲気(オーラ)」を放っていれば、それだけで面接官にアピールできると思います。
当然「思考」を磨いておくことも大切
面接試験ですから「思考」を磨いておくことも必要です。
「自己分析」を行い、自分の考え、自分の長所短所、社会問題に対する意見などを深めていくことで、面接官の質問に対する答えに深み、重みが生まれると思います。意見を、分かりやすく簡潔に述べられるようにもなると思います。
また「思考」を磨くことで自分に自信が生まれ、「容姿」「雰囲気(オーラ)」を磨くことにもつながります。
私は、「思考」「容姿」「雰囲気(オーラ)」を磨くことに通じる事柄を探して、面接対策として実践していました。